全体授業研究会(5年1組)
6月29日(水)の5校時に、5年1組で算数科の授業研究会を行いました。本年度は、鳥取市教育委員会の「魅力ある算数・数学等実践推進事業」の指定をいただき、「主体的に学び合う算数科学習の創造」をめざして取り組みを始めました。
子どもたちは、めあてに向かって主体的に学習に取り組む姿を見せてくれました。関係図を使って数量関係をとらえ、それをもとに式に表して解決していきます。自分の考えを進んで友だちに伝えようとしたり、わからないところを尋ねたりして学び合いました。学習の後半は、学習したことを生かして適用題に取り組みます。3問のうち最後の問題は、少し背伸びしたらできそうな応用問題で「あゆ丸問題」と名付けています。(河原中校区で統一した名称)この時間中に全員が取り組めませんでしたが、家に帰ってから挑戦しようという子もいました。
授業後の研究会では、鳥取大学名誉教授の矢部敏昭先生を指導助言者としてお招きし、たくさんご指導いただきました。「めあて」が明確で主体的に学ぶ子どもたちが育っている。自力解決の場で対話的・共同的な学びが行われていた。また、「めあて」も「まとめ」も子どもたちと作るところが素晴らしかったと言っていただきました。
さらに、個と全体への支援を教師が適切に行っていくことで、授業の質を高めていってほしいと助言いただきました。